2008年05月05日
フォトラバ~森川コレクション~

≪モナリザの微笑(原題;A Woman's Vengeance、1948、米)≫
監督・製作:ゾルタン・コルダ
原作:オルダス・ハクスレー
音楽:ミクロス・ローザ
出演:シャルル・ボワイエ、アン・ブライス、ジェシカ・タンディ、
サー・セドリック・ハードウィック、ミルドレッド・ナットウィック
日活ウィークリーという映画雑誌に掲載された広告です。
この映画について思ったのは、原題と邦題の違いについて。
「Vengeance」という単語の意味は「仇討、復讐」。
現代の直訳は「ある女性の復讐劇」とでもなるのでしょうが、
表示の通り邦題は「モナリザの微笑」となっています。
この映画の内容は、嫉妬、復讐、憎悪といった、人間らしいドロドロが終始展開される
ようなのですが、その内容を暗示しつつ、巧みに婉曲的に表現していて、すごく面白いと
感じました。
邦題は、映画の配給会社の宣伝部で決められます。
何と責任重大な役割なんだ!と思うのと同時に、
めっちゃかっこいい仕事やん!とも思いますね。
※goo映画参照
Posted by ザキ座管理人 at 13:00│Comments(0)
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